失敗しない業者の選び方

見積り時の注意点

まず、どんな建物でも全く同じ状況の建物は存在しません。ですから、電話での回答ではきちんとした金額は出ません。後々作業時間が夜間だから割増しだとか、汚れが酷いから割増しだとか色々な理由をつけて当初の金額とは全く違う金額をされてしまうケースも最近多く聞かれます。まず、御依頼物件に出向き、お客様の御要望(作業箇所や、どういった仕上がりにして欲しいか?作業指定時間や曜日、回数等)をお伺いの上、作業内容や御見積りの作成をするのが良い業者と言えるでしょう。作業内容の説明や仕様書等の提案書を提出する業者は更に良い業者の場合が多いです。

御見積りに関しては、基本的には無料の業者が多いです。
また鍵の受け渡し等で前日お預かりに伺ったり、翌日返却の御指定があったり、駐車場が無い場合等も通常実費や割増しの御見積りになる事が多いです。更に契約には無い作業内容の変更や作業回数の減少は追加料金になるのが基本です。

従業員の身だしなみ

清掃業はお客様より頂いている金額の大半が人件費になります。作業員が多いから良いのでは無く、技術や知識のレベルが高い人員は高い金額になります。お客様でどんな身だしなみでも構わないならそれで良いのですが、その他身だしなみに気をつけていない又は会社で指導していない会社は、従業員教育(一般常識を含む清掃技術や知識)が徹底されていない場合が多く見受けられます。通常清掃業者は、お客様より信頼関係でお仕事として御依頼頂き、大切な建物(財産)をお預かりしています。無用な不安や疑惑を抱いてしまうのは、長いお付き合いができなくなってしまします。
素人同然の作業員で固めている会社ではお客様も不安になってしまいます。
身だしなみと挨拶はサービス業の基本です。

作業道具について

作業道具が汚い、壊れている業者もあまり腕の良い業者では無い事が多いです。他のお客様の現場で汚くなったからと、その汚れを持ち込むのは論外です。また、機材等のメンテナンスが行き届いていないのは、商売道具を大切にできない会社がお客様の大切な建物をお預かりして、きれいにできるでしょうか?忙しいから汚い、壊れているは言い訳です。クオリティの高い会社は商売道具にもこだわっています。

床洗浄作業

初めの数回では腕の良し悪しはなかなかわかりません。回数を重ねていくうちに、段々仕上がりが悪くなる、移動した物の戻す位置が違っている事が多い、物を移動しないで作業をしている、隅が黒くなったり、髪の毛が巻き込んでワックスが塗られている等の場合は、明らかに手抜きやコストダウンをされている場合が多いです。
一度クレームを出すか業者の再検討を考えた方が良いかも知れません。

剥離清掃

通常の業者では1~2年に一度実施しますが、床材を傷める、人体に影響がある、価格も時間も通常の定期清掃の何倍もかかります。現場の状況にもよりますが、頻度の多い剥離清掃は、清掃業者のレベルが低い、あるいは利益の為にやっている場合もあります。また仕上がりでその業者のレベルがわかるとも言われております。意外に清掃業者の技術が低くて汚れやすくなっている場合が多いのです。
できれば剥離周期が長く、(汚いままという意味ではありません)キレイなままを長く維持できる業者がレベルが高く、お客様への色々な御負担が少なくなりますので、そういう業者を選ぶようにしましょう。

ワックス塗布作業

ワックスもただ塗れば良いという訳では無く、均一に塗布されているか?、現場の状況に応じた適正な種類のワックスが選定されているか?隅に髪の毛やホコリ等が一緒に塗り込まれている等はもちろんNGです。ワックスは本来、床に傷が入らない為の保護剤として塗布されています。ですから、いかに長持ちするか?も大変重要です。弊社では、通常のワックスの光沢よりももっと光沢度の高いワックスや作業方法、逆にツヤ消しタイプのワックスもございます。

石材・木材の特殊洗剤作業や研磨・コーティング作業の注意点

石材や木材は天然素材の物と、人工的に製造された物があります。清掃業者でも苦手とする業者が多く、ご依頼主様にお断りする業者も多いのがこれらの施工です。 施工方法によっては、失敗やコーティングの類では変色、二度と剥がせない物もあります。経験値や知識があるか?ちゃんとした説明がされているか?何社かでの提案を比較した方がよろしいかと思われます。
業者の中には施工金額が比較的高い施工が多いので、簡単に施工をしたがる業者もおりますので要注意です。

カーペット清掃

カーペットは、ハードフロア(Pタイル等)の表面積の約1,000倍ありますので、汚れが目立ちにくいのが特長です。ですので、清掃業者の上手い下手も数回の清掃ではわかりにくいのも現状です。
カーペット清掃は本当は知識が無いと色抜けや縮みを起こしてしまう業者も多いのです。また、お洋服と同じ繊維でできていますので、汚れが付いてから時間が経過した場所は汚れが落ちない事もございます。また、清掃業者の施工後、洗剤は100%回収は不可能ですので、洗剤が乾燥後、歩行やエアコンで空気中に浮遊します。その浮遊している洗剤や汚水の結晶が体内に侵入すれば、アレルギー反応や、健康にも有害です。安全かつ、汚れを落とす洗剤等の知識のある業者を選定しましょう。

ガラス・外壁清掃

ガラスや外壁の清掃は、まず安全第一が原則です。階下に誘導員を配置し、通行人や階下の建造物に危害を与えないように細心の注意をはかります。また、洗剤等の飛散を防ぐよう、養生や足場の設置等、打ち合わせ段階で提案されているかどうかも大切です。更に技術や洗剤の知識があまり無い業者に依頼すると洗剤焼け等で素材を傷め、二度と元に戻らない事態が発生したという話も良く耳にします。必ずデモンストレーションをしてもらい確認するようにしましょう。

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